ライトノベル 煉獄のエスクード レビュー

タイトル 煉獄のエスクード
著者 貴子潤一郎
イラスト ともぞ
出版 富士見ファンタジア
発売日 2005年5月


執筆者:jade 評価:
両親を亡くし教会にひきとられ育った少年・薫。ある日彼が学校から帰ると、神父に義兄の真澄とともにある老人のもとへ連れて行かれる。そして長剣を渡され、告げられた。「今日からお前はエスクードとなるのだ」と。
こうして退魔の妖剣ブラディミールに選ばれてしまった少年・深津薫は、教皇長の影の組織エスクードの一員となり、“扉”を封印する力を持つ美少女“レディ・キィ”の護衛の任務につくことになる。
「やつらにレディ・キィを奪われてはならない。護れない時はお前が彼女を殺せ」
17歳の少年に託された残酷な使命…。だがそれは、薫の長い闘いの始まりにすぎなかった───

いや、いいものを読ませてもらった!
シナリオはもちろんのこと、戦闘描写・心理描写ともに非の打ち所なし!そして、何より素晴らしいのが考えつくされたキャラ設定。特にソフィア・レイニーの設定は神ですね。
そんな設定持ち出されたら絶対泣くよ(´Д⊂

あえて粗を探せば、レイニーやロードの一人・アルフェルムの強さが圧倒的で他のキャラとのパワーバランスが取れてないこと。でもこれはあくまでもこの巻だけ見ればの話ですけどね。
というのも、最初からシリーズ化を前提に書かれた作品なので、トップクラスのキャラはこれくらい圧倒的な方が後々の強さのインフレを防ぐことに繋がり、長い目で見ればプラスに働きますからね。
そんなわけでシリーズものの1巻として考えれば、非の打ち所のない出来だったと思います。


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